神田の老舗うなぎ店で、日曜の遅めのランチをいただきました。うな重を待つあいだに思い出したのは、以前に教わった「器の中のご飯の食べ方」でした。
| 店名 | 神田きくかわ 神田店 |
| アクセス | 銀座線 神田駅から徒歩1分/JR神田駅から徒歩3分 |
| 営業時間 | 火〜金 11:00〜21:00(L.O.20:20)/土日祝 11:00〜20:30(L.O.19:50)/月曜定休(祝日の場合は火曜) |
| 支払い | 現金・クレジットカード |
| 情報 | 公式サイト / Googleマップ |
日曜の14時過ぎ、2階へ
神田の老舗には、日曜が定休のお店が少なくありません。こちらは日曜も営業していて、お休みは月曜です(祝日の場合は火曜)。

日曜の14時過ぎに訪れましたが、待つことなく2階の席へ案内されました。1階の席にも余裕があり、2階も混み合っておらず、静かに過ごせます。お座敷もあるようでした。
昭和22年(1947年)創業。この場所で70年以上続く、江戸前うなぎのお店です。
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「特撰丼」と「うな重のイ」は、何が違うのか

お品書きを見ると、うな重は半身重2,800円、イ(一尾付)5,450円、ロ(一尾半付)7,100円、ハ(二尾付)9,300円。イ・ロ・ハは、うなぎの量の違いだと分かります。
そのとなりにあるのが、特撰丼6,440円。これは何が違うのだろうと気になって、お店の方に聞いてみました。
「量は同じ一尾ですが、特撰は脂が乗っていて、厚みがある鰻を使っています」
量ではなく、質のほうの違いでした。この日はうな重のイ(一尾付・5,450円)にしました。吸い物と香の物が付きます。
ご飯の量も選べます。私は普通にしましたが、隣の席の方は「少なめ」と「普通」で頼んでいらっしゃいました。

一品料理は「夕方より」と書かれたものが多く、お昼の時間帯は品数が限られるようです。肝焼きやう巻きを目当てにするなら、夜のほうがよさそうです。
10分もかからずに、うなぎが運ばれてきました

席についてから10分もかからず、お膳が運ばれてきました。次に注文された方には「15〜20分ほどかかります」と案内されていたので、私の場合は比較的早かったようです。焼き時間がかかることを想定していたので、少し意外でした。注文のタイミングによって待ち時間は変わりそうなので、時間には余裕をもって訪れるほうが安心です。
お膳には、うな重・吸い物・香の物、そしてガラスの器にライチが2粒。お品書きには「吸い物・香の物付」としか書かれていなかったので、デザート付きで嬉しくなりました。

フタを開けると、ご飯がほとんど見えません。うなぎがお重いっぱいに並んでいます。
後から公式サイトを見て知ったのですが、お重をご飯が見えないくらいうなぎで覆うのは、創業以来ずっと守ってきた手法なのだそうです。たっぷりに見えたのは、気のせいではありませんでした。
うなぎの味

お米はふっくらと炊けていて、うなぎは柔らかく、少し香ばしさもありました。
途中でテーブルにあった山椒をかけると、山椒の風味が加わり、甘めのタレがより引き立ちます。
タレは少なめのため、好みに応じてテーブルに置かれたタレを自分で追加できます。
鰻重は、どう食べるのが正しいのか
マナー講師をしている知人から、以前こう言われたことがあります。
「器の中のご飯は、端に寄せてすくい上げないのがマナー」
その話を聞いたとき、私はすぐに聞き返しました。
「じゃあ、鰻重はどうやって食べればいいのですか?」
答えは、こうでした。
「ご飯は端に寄せないで、その場ですくう。上に乗っている鰻を上手に使って食べるんです」
重箱の中でご飯を寄せ集めてから持ち上げるのではなく、食べるぶんを、その場所からそのまますくう。この日は、それを思い出しながらいただきました。
マナーは相手への配慮ですが、それだけではないと思っています。食べ物に対する感謝や、作ってくれた人への敬意も含まれている——そんなことを考えながら、完食しました。
最後にライチをいただくと、口の中がさっぱりと落ち着きました。
まとめ
神田の老舗うなぎ店で、日曜の14時過ぎにうな重をいただきました。
この時間は待つことなく2階の席へ案内され、注文から10分ほどでうな重が到着。次に注文された方には15〜20分ほどかかると案内されていたので、待ち時間はタイミングによって変わりそうですが、私が訪れたときはゆっくり食事を楽しめました。
今回選んだのは、うなぎ一尾がのった「うな重 イ」。特撰丼との違いも店員さんに教えていただき、メニューを見ただけでは分からなかったことを知ることができました。
そして、以前に教わった「鰻重の食べ方」を思い出しながらいただいたことで、いつもの食事とは少し違った時間になりました。
味だけでなく、店の方に教えていただいたことや、以前に知人から教わったことまで含めて、印象に残るランチでした。


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