平日の14時ごろ、神田の老舗を2軒めぐりました。行列で知られるお店ですが、この時間はどちらも待たずに入れました。
そばのあとに甘味処へ。2軒は歩いて1分ほどの距離です。
かんだやぶそば
14時過ぎは、すんなり入れました
お店の前に着くと、入口のあたりにミストが出ていて、ひんやりと涼しい空気が流れていました。夏の午後には、それだけでうれしい出迎えです。

入口の近くには整理番号について書かれた紙があり、お昼どきは混雑するお店だと分かります。公式サイトでも「今何組待ちか」が見られるのですが、私が訪問前に見た時間帯はゼロでした。
古民家を思わせる佇まいで、店内はテーブル席と小上がり。おひとりの男性、グループ、親子連れと、お客さんの層はさまざまでした。
「せいろ一枚〜」
席に着いて注文をすると、番頭さんのような方が、奥の厨房に向かって声を上げます。
せいろ一枚〜
そして帰りぎわには、
ありがとう存じやす
この掛け声が、とても風情がありました。江戸っ子の言葉なのかどうかは分かりませんが、こういう空気のことを言うのかもしれない、と思いながらお店を出ました。
冷 せいろうそば 1,320円

注文してから出てくるまでが、とても早かったです。待たされた感覚がありません。


上品な量なので、正直なところ1枚では足りませんでした。季節の天ぷらを追加しようか迷ったのですが、お店に来る前に見かけた甘味処が気になって仕方がなく、ここは我慢することにしました。
支払いはカードが使えます。
そばのあとに和菓子、という流れは、三田でも同じことをしていました。
▶ 【三田】蕎麦切 砥喜和と松島屋の大福|平日の雨の日、のどぐろ天ぷら御膳と大福めぐり
→ 雨の日のおそばと、豆大福を買いに行った日
竹むら
| 店名 | 竹むら |
| アクセス | 淡路町駅から徒歩3分 |
| 営業時間 | 11:00〜20:00(L.O.19:40)/日曜・月曜・祝日定休 |
| 創業 | 昭和5年(1930年) |
| 支払い | 現金のみ |
| 情報 | 公式Instagram / Googleマップ |
気になって仕方がなかった、その建物

やぶそばから歩いて1分ほど。木造3階建てのこの建物は、千代田区の「景観まちづくり重要物件」に指定されています。天ぷらを我慢してでも寄りたくなった理由が、この佇まいです。
クリーム冷やししるこ 960円

氷とアイスの入ったお汁粉に、白いお団子が3つ沈んでいます。

もちもちの白いお団子を、お汁粉の中からすくい上げる。この一連の動きが、なんだか宝探しのようで楽しいのです。
甘さもちょうどよく、暑い日にするりと入っていきます。そして印象に残ったのが、箸休めのシソ。これがとても塩味が強く、その塩味のあとにお汁粉を食べると、甘さがいっそう引き立つように感じました。
夏の和菓子つながりで、日本橋の老舗でも涼菓をいただいています。
▶ 【日本橋】長門の水ようかん|観劇の日も安心だった持ち歩きの工夫と『町田くんの世界』
→ 持ち歩きの工夫も書いた、夏の水ようかん
お持ち帰りができる商品もあるようですが、時間がかかると注意書きがありました。
なお、店内には「写真撮影はテーブルの上だけでお願いいたします」という掲示があります。お店の雰囲気を撮りたくなる建物ですが、そこは守って楽しみましょう。
神田の老舗は、14時台が狙い目
この日いちばんの発見は、時間をずらせば、行列の老舗にも待たずに入れるということでした。
- やぶそば … 14時過ぎで待ちゼロ、提供もすぐ
- 竹むら … 静かに過ごせました
ただし、今回は平日の14時台。土日祝やお昼どきは、また違った混雑状況になりそうです。訪れる際は、公式サイトなどで混雑状況を確認してから向かうと安心です。
遅い時間に入れるお店を知っておくと、こういう日に助かります。
▶ 【吉祥寺】八十八夜のランチは15時ごろまで|メニューと値段、遅め入店の注意
→ こちらも遅めの時間に入れたお店
そしてもうひとつ。神田の老舗は、日曜・月曜が定休のお店が多いです。竹むらも日曜・月曜・祝日はお休み。神田の老舗めぐりは、平日に計画するのが確実です。
▶ 【神田】神田きくかわ 神田店|日曜のうな重と、教わった鰻重の食べ方
→ 日曜も営業している、神田の老舗のうなぎ屋さん
まとめ
そばと甘味を1軒ずつ、歩いて1分の距離で楽しめました。
せいろ一枚では少し物足りないくらいでしたが、天ぷらを追加しなかったおかげで、甘味処のクリーム冷やししるこまで楽しめました。
そして耳に残っているのは、あの「ありがとう存じやす」です。味だけでなく、こういう時間ごと持ち帰れるのが、老舗のいいところなのだと思います。


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