【高輪ゲートウェイ】「いのちの未来+」と松島屋の栗蒸し羊羹|予約して受け取った秋の一本

和菓子

高輪ゲートウェイに、初めて行きました。

目的は、MoN Takanawaで開かれている「いのちの未来+」。2025年の大阪・関西万博で話題になったパビリオンが、東京で再演されていると聞いて、会期の終わりぎりぎりに滑り込みました。

同じ日に、ひと月前から予約していた松島屋の栗蒸し羊羹も受け取っています。初めての街と、秋の和菓子。その日の記録です。

初めての高輪ゲートウェイ

まず目についたのが、緑の多さです。建物のあいだにも、屋上にも木が植わっていて、コンクリートばかりという感じがしません。新しい街なのに、きれいに整えられた印象を受けました。

高輪ゲートウェイの広場と、奥に並ぶビル。手前に木の緑が広がっている
緑ごしに見える広場。人が多いので、遠くから

駅前には噴水があります。人が多いのに、ここだけ時間がゆっくり流れているようでした。

気に入ったのは、線路が見えるベンチです。目の前を電車が通っていくのを、座って眺められます。買い物の途中でも、展示を見たあとでも、ここでひと息つけるのはいいなと思いました。

線路が見える位置に置かれたベンチと、その向こうの街並み
電車を眺められるベンチ。座って休めます

MoN Takanawa(モン タカナワ)

施設名MoN Takanawa: The Museum of Narratives
アクセスJR高輪ゲートウェイ駅 直結
開館時間10:00〜21:00(屋上階は10:00〜20:00)
休館日毎月第2火曜日
情報公式サイト / Googleマップ

「いのちの未来+」の会場は、MoN Takanawaという施設です。正式には MoN Takanawa: The Museum of Narratives。高輪ゲートウェイ駅のそばに新しくできた文化施設で、緑が段々に重なったような外観がよく目立ちます。

こちらも高輪ゲートウェイ駅と同じ、隈研吾さんが手掛けています。

緑が段々に重なったMoN Takanawaの建物を、下から見上げたところ
MoN Takanawa。階層ごとに緑が植わっています

中に入ると、フロアごとに名前がついていて、案内板が立っています。Box1000、Box1500、Tatami、MoN Garden。展示室にも庭にも名前があって、ただの階数表示ではないのが面白いところでした。

MoN Takanawaのフロア案内板。Box1000やTatamiなどの名前が並んでいる
フロアごとに名前がついています

「いのちの未来+」を体験する

展示名いのちの未来+(FUTURE OF LIFE+)
会場MoN Takanawa Box1000(B3F〜B1F)
会期2026年7月25日〜9月26日
時間10:00〜20:30
チケット有料・要予約
撮影フラッシュを使わなければ可
情報公式サイト

会場はB3階からB1階のBox1000。地下に下りていきます。

「いのちの未来+ FUTURE OF LIFE+」と表示されたデジタルサイネージ
会場はB3階からB1階のBox1000
Box1000の入口。奥に「いのちの未来+」の大きな看板が見えている
会場の入り口です

入口でヘッドフォンを渡されます。ここから先は、ロボットに案内されながら部屋を移動していく形式です。

平日だったこともあり、館内は空いていました。

暗い展示室に立つアンドロイドと、壁に映し出された映像
ヘッドフォンをつけて、部屋を移っていきます

50年後の、ある家族の話

描かれるのは、大阪万博から50年後の、とある家族の日常です。祖母と孫の物語として進んでいきます。

途中、「ママに会う時間」という場面が出てきます。娘が、映像の中の母親と会話をする。そこで初めて、お母さんはもう亡くなっているのだろうか、と思いながら見ていました。

「2075年の、ある人生」と題された壁に、写真が並べて飾られている
2075年の、ある人生

説明されるのではなく、家族の場面を順番に見ていくうちに、だんだん分かってくる作りになっています。

あなたはどちらを選びますか

展示では、人間の寿命について考える場面があります。

このまま生をまっとうするか(NATURAL ENDING)。それとも、自分の記憶をアンドロイドに移して、ずっと生き続けるか(ANDROID)。

舞台の上に並ぶ4体のアンドロイドと、ANDROID・NATURAL ENDINGの文字
このまま生をまっとうするか、記憶を移して生き続けるか

終盤、アンドロイドから直接問われます。あなたはどちらを選びますか、と。

そして最後に、1000年後の世界を見て、体験は終わります。

答えは、ここには書かないでおきます。同じ問いを受けたとき、自分がどちらに手を挙げるのか。それを考える時間そのものが、この展示なのだと思いました。

松島屋の栗蒸し羊羹

店名松島屋
アクセス港区高輪1-5-25/泉岳寺駅 徒歩5分
営業時間月〜土 9:30〜15:00(売り切れ次第終了)/日曜・月2回の月曜休み
予約栗蒸し羊羹は店頭で予約。約1か月後に受け取り
支払い現金のみ
情報Instagram / Googleマップ

同じ日に、松島屋で栗蒸し羊羹を受け取りました。ひと月前に予約していたものです。

赤と白のしま模様の日除けと、松島屋の暖簾が下がった店先
赤白の日除けが目印です

豆大福で知られたお店ですが、秋には栗蒸し羊羹が並びます。こちらは予約して受け取る形でした。

電話が、まったく繋がらない

予約制だということは知っていました。ところが、電話がまったく繋がらないのです。

お店の夏休みが明けた翌日、さっそくかけてみました。コール音は鳴るのに、誰も出ません。閉店時刻の15時が近づくころに鳴らしても同じで、根気よく20回以上鳴らしたところで「本日は閉店しました」という留守番電話に切り替わりました。

翌日は、もっと早い時間からかけ直しました。やはり繋がらず、14時前にようやくコール音。粘って鳴らし続けて、また同じ留守電です。

3日目、埒が明かないので直接お店へ行きました。土曜日の開店前でもすでに行列ができています。開店して列が動き出すと、お店の方が紙を持って「栗蒸し羊羹、ご予約の方はいらっしゃいますか?」と順番に回ってきました。予約は、ここで受け付けていたのです。

その場でお願いすると、受け取れるのは1か月ほど先とのことでした。

電話で粘るより、直接お店で予約した方が早いと思いました。同じ「予約必須」でも、お店によって取り方がまるで違います。

紺と白の紙袋と、包まれた栗蒸し羊羹
受け取ったところ

包みには「三、四日中にお召し上がり下さい」「要冷蔵」と書かれた紙が添えられていました。日持ちする和菓子ではないので、受け取ったらまっすぐ帰るのが安心です。

白いお皿にのった、栗がごろごろ入った栗蒸し羊羹の一本
断面から栗が顔を出しています

一本を持つと、ずっしりと重い。断面から栗が顔を出していて、見た目からして詰まっています。

ガラスの器にのせた、切り分けた栗蒸し羊羹の二切れ
切り分けると、栗の多さがよく分かります

知人が「ここのは本当に美味しい」と話していて、その理由が分かりました。

栗は甘露煮ではなく、ホクホクとした栗そのものです。あんこは甘さ控えめで、ぎゅっと詰まっています。栗の甘露煮のような強い甘さが苦手な私には、こちらのほうが食べやすく感じました。

重たいはずなのに、あっという間に食べられてしまいました。

栗蒸し羊羹は1本で3,700円。支払いは現金のみでした。

📷 松島屋の栗蒸し羊羹は、Instagramのリールに動画でも載せています。包みを開けて、栗がぎっしり詰まった一本が出てくるところが見られます。

松島屋の名物である豆大福は、別の記事でも書いています。

▶ 【三田】蕎麦切 砥喜和と松島屋の大福|平日の雨の日、のどぐろ天ぷら御膳と大福めぐり
 → 豆大福と、売り切れの早さについて

予約をして買う和菓子の話は、こちらにも。

▶ 【赤坂】青野の冷やしみたらしは予約なしで買える?|予約方法と、当日買える赤坂もち
 → 予約が要るものと、要らないもの

まとめ

高輪ゲートウェイは、緑が多くて気持ちのいい街でした。展示を見たあとに、線路を眺められるベンチがあるのもよかったです。

「いのちの未来+」は、見終わったあとに話したくなる展示でした。答えの出ない問いを渡されて、そのまま外に出る。自分の最後を選べる時代が来るのは、そう遠くないのかもしれません。

そして栗蒸し羊羹。予約してまで受け取る価値のある一本でした。秋にまた買いたいと思います。

営業時間や会期は変更になる場合があります。おでかけ前に最新の情報をご確認ください。(情報は2026年9月時点のものです)

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