週末のおでかけに、丸の内の静嘉堂文庫美術館で「美を味わう」を鑑賞してきました。鑑賞のあとは、日本橋のツバメヤでわらび餅を購入。器の美と和菓子の美、両方を楽しんだ一日です。
静嘉堂文庫美術館の基本情報
| 施設名 | 静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内) |
|---|---|
| 展示 | 「美を味わう」(会期:2026年4月7日〜6月14日・終了) |
| アクセス | 二重橋前〈丸の内〉駅 3番出口直結/東京駅 丸の内南口 徒歩5分(明治生命館1F) |
| 公式サイト | 公式サイト |
| Googleマップ | Googleマップ |
まずは建物から。重厚感のある重要文化財
静嘉堂文庫美術館の魅力は、まずその建物です。東京の中心にありながら、重厚感のある重要文化財(明治生命館)の中にあり、足を踏み入れた瞬間から特別な空気が流れています。

懐石の流れにそって味わう、器の美
今回の「美を味わう」は、懐石の流れにそって構成されていました。向付から始まり、お茶へと続く流れの中で、保存状態のよい器が並びます。
美濃の器や、千利休が使用した茶器まで——どれも惚れ惚れする美しさ。茶碗ひとつ取っても、普段使いの器とはまったく違います。料理が入っていなくても成立する美しさ。それでいて、料理が入ると決して料理を邪魔しません。絵柄の一つひとつにも意味が込められていて、見ているだけで物語が広がります。

特に印象に残った器
数ある展示の中でも、特に心に残った器を2つご紹介します。
赤楽宝尽し寄向付(あからく たからづくし よせむこうづけ)
5種類の縁起物をかたどった向付で、そのひとつひとつに、さらに吉祥的な文様が絵付けされています。形そのものが縁起物でありながら、絵付けにも願いが込められていて、細部まで見入ってしまいました。

色絵定家詠十二ヶ月花鳥図色紙皿(いろえ ていか えい じゅうにかげつ かちょうず しきしざら)
月ごとの和歌と絵を、色紙形のうつわの表裏に表した一品。一枚の器の中に、十二ヶ月の移ろいと和歌の世界が凝縮されていて、眺めているだけで季節を旅するような気持ちになりました。

静嘉堂文庫美術館は比較的ゆっくり鑑賞できることが多い印象ですが、この週末はいつもより人が多めでした。それでも展示室内は落ち着いた雰囲気で、器の細かな絵柄までじっくり見ることができました。
鑑賞のあとは、日本橋のツバメヤへ
茶器を見ているうちに、お茶と和菓子の気分になってしまいました。そこで、日本橋のツバメヤでわらび餅を購入しました。賞味期限は3日間です。他にも、わらび餅 8切、どらやき、羊羹などがありました。
週末の夕方に伺いましたが、その時間でもまだ商品が残っていました。大きな通りに面した立地で、店内に入ると奥で商品を作っている様子が見えます。燕の柄の紙袋がかわいらしく、和菓子用の黒文字が付いているのも嬉しいポイントでした。


きな粉の中から餅を探す、宝探し気分
箱を開けると、きな粉がたっぷりで餅が全く見えません。きな粉の中から餅を探す、ちょっとした宝探しのような気分です。

餅は甘すぎず、ほどよい甘み。きな粉は香りがよく、豆の味が濃いのが印象的でした。餅が大きくて柔らかいので、途中で黒文字から箸に持ち替えたほど。最後はきな粉が余るので、餅を食べたあとに別の楽しみ方もできました。

まとめ
器の美を味わう美術館と、和菓子の美を味わうツバメヤ。期せずして「美を味わう」という言葉がぴったりの一日になりました。
静嘉堂文庫美術館は、重要文化財の建物そのものが見どころのひとつ。器という、ふだんは料理を引き立てる「脇役」に光を当てた展示は新鮮で、一つひとつの絵柄に込められた意味を知ると、見る目が変わります。
そして鑑賞後に味わうわらび餅は、目で楽しんだ「美」を、今度は舌で味わう締めくくり。丸の内・日本橋エリアは美術館とグルメが近いので、「美術館でゆっくり過ごして、帰りに和菓子を買って帰る」という組み合わせが気軽に楽しめます。次は別の展示と、別の和菓子屋さんでも巡ってみたいと思います。
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わらび餅の食べ比べが楽しくなってきたので、ほかのお店も少しずつ巡っています。
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