タイ旅行の準備で見落としがちなのが、出入国に必要な電子申請です。タイ・シンガポール(乗り継ぎ)・日本帰国、それぞれに申請が必要になります。
どれも無料ですが、申請できる期間が限られているものもあります。私自身、初めて申請したときは少し戸惑った場面もありました。同じ場面で慌てないよう、注意点をまとめます。
申請が必要な手続き一覧
| タイミング | 申請するもの | 費用 |
|---|---|---|
| 出発3日前〜 | タイ電子入国カード(TDAC) | 無料 |
| 出発3日前〜 | シンガポール電子訪問パス(乗り継ぎの場合) | 無料 |
| 帰国前 | Visit Japan Web(日本帰国時) | 無料 |
3つすべて無料です。検索すると有料の代行サービスサイトが上位に表示されることがありますが、公式サイト以外で料金を請求された場合は詐欺の可能性があります。必ず公式サイトから申請してください。
① タイ電子入国カード(TDAC)
2025年5月1日より、タイに入国するすべての外国人にTDAC(Thailand Digital Arrival Card)の申請が義務付けられました。紙の入国カードに代わる、オンラインの事前登録制度です。
申請方法
公式サイト(https://tdac.immigration.go.th/)からパスポート情報・フライト情報・滞在先を入力して申請します。申請後に発行されるQRコードを入国審査で提示します。
注意点
- 申請できるのは出発3日前(72時間前)から。それより早く申請しようとしてもできません。忘れがちなので、出発3日前にスマホのリマインダーをセットしておくのがおすすめです
- 申請後のQRコードはスクリーンショットを撮っておくこと。機内ではWi-Fiが使えないことがあるので、オフラインで見られる状態にしておくと安心です
- パスポートの残存有効期限が6ヶ月以上必要です。出発前に必ず確認を
② シンガポール電子訪問パス(乗り継ぎの場合)
シンガポール経由でタイへ向かう場合、シンガポール入国のための電子訪問パスの申請が必要です。こちらも申請できるのは出発3日前からです。
同日入出国で戸惑ったこと【実体験】
乗り継ぎの場合、入国日と出国日が同じ日になります。
私は事前申請を忘れてしまい、シンガポールの空港で電子訪問パスを登録しようとしました。しかし申請画面では同じ日付をうまく選択できず、その場で手続きが進められなくなってしまいました。
空港スタッフに相談したところ対応してもらえましたが、もし混雑している時間帯だったら焦っていたと思います。
確認メールと自動チェックインについて
申請後に届く確認メールの氏名や日付に間違いないか確認しておくと安心です。
私の場合、空港スタッフの方に対応していただき手続きは完了したものの、後から確認メールを見返すと、到着日が予定の半年後、出国予定日はさらに3カ月後の日付になっていました。
その後、自動ゲートでエラーが出て有人カウンターで手続きを行いました。エラーの原因は分かりませんでしたが、確認メールの日付が実際の旅程と大きく異なっていたため、それが影響していた可能性もあります。
申請後は、確認メールの内容まで一度チェックしておくと安心です。
③ Visit Japan Web(日本帰国時)
日本帰国時にはVisit Japan Webへの事前登録がおすすめです。入国審査・税関申告をオンラインで事前に済ませることができ、帰国時の空港手続きがスムーズになります。
公式サイト(https://vjw-lp.digital.go.jp)からアカウントを作成し、パスポート情報や帰国便の情報を登録。発行されたQRコードを帰国時に提示します。こちらも無料です。
④ クレジットカード付帯保険を使う予定の方へ
クレジットカードの海外旅行保険を利用する予定の方は、保険の適用条件を事前に確認してください。多くの場合、「そのカードで旅費(交通費など)を支払うこと」が条件になっています。
見落としやすいのが空港への電車賃です。空港までの交通費をSuicaなどで支払うと、利用付帯保険の条件を満たさない場合があります。後から支払い方法を変更することはできないため、事前に確認しておくのがおすすめです。
心配な場合は、カード会社に適用条件を確認するか、別途旅行保険に加入するのも選択肢のひとつです。
まとめ:出発3日前にやること
- 📱 スマホに「出発3日前」のリマインダーをセット
- ✅ タイ TDAC を申請(https://tdac.immigration.go.th/)
- ✅ シンガポール電子訪問パスを申請(乗り継ぎの場合でも)
- ✅ Visit Japan Web を登録(帰国用)
- 📸 各QRコードをスクリーンショットで保存
- 📧 確認メールの日付・氏名を確認
- 💳 クレジット付帯保険の適用条件を確認しておく
どの手続きも難しくありませんが、TDACとシンガポール電子訪問パスは申請できる期間が限られています。出発3日前になったらまとめて申請しておくと安心です。私自身も事前に済ませておけばよかったと感じた場面があったので、出発前のチェックリストとして活用してください。


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